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スマート農業技術の活用の促進について(その2)

  •  今回は「スマート農業技術の活用の促進に当たっての課題」について説明いたします。
     スマート農業技術の活用促進に当たっては、「スマート農業技術に適した生産方式への転換」を図りながら、その現場導入の加速化と開発速度の引上げを図る必要が有ります。
     従来の「人手を前提とした慣行的な生産方式」から、目指す姿としての「スマート農業技術に適した生産方式への転換」を下に示します。

           基幹的農業従事者の減少予想
     また、「関係者の声」として以下のようなことが課題として言われています。
    ・農業分野の研究機関(農研機構等)や生産現場に伝手がなく、技術開発や生産現場への橋渡しがうまくできない。
    ・ほ場などの条件が多岐にわたることや、慣行的な栽培方法へのこだわり、作物ごとの転用が困難なことが技術の開発・導入双方のハードルを上げている。
     以上のようなことから、技術開発・供給側と生産現場側の両方の歩み寄りが重要と考えられています。

    農業の現場では・・・
    ・衛星データを活用して農機を直進制御する技術等が一部では実用化が始まっている。
     そして、スマート農業技術の現場導入を加速させ、その効果を十分に引き出すには、ほ場の畝間拡大、均平化や合筆、枕地の確保、作期分散、出荷の見直し等、スマート農業技術に適した生産方式への転換が重要であると言われています。

    技術開発では・・・
    ・ニーズの高い野菜や果樹の収穫ロボット等の技術開発は難易度が非常に高く、実用化に至らない。
     技術開発の速度を引き上げるには、スマート農業技術に適した生産方式への転換により開発ハードルを下げつつ、開発が特に必要な分野を明確化して多様なプレーヤーの参画を進めることが重要です。

     農林水産省のPDF資料引用

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