AIと著作権の関係等について(その4)
前回に引き続きAIと著作権の関係について以下に説明いたしますが、今回が最終回になりますい。
今回は、「今後の対応」について説明します。
まず、これまでに説明した「AI開発・学習段階」や「生成・利用段階」について、セミナー等の開催を通じて速やかにAIに関する普及・啓発をする必要があります。
また、知的財産法学者・弁護士等を交え、文化庁においてAIの開発やAI生成物の利用に当たっての論点を速やかに整理していただいて、その考え方を周知・啓発をする必要があります。
さらに、コンテンツ産業など、今後の産業との関係性に関する検討等を政府機関にて行う必要もあります。
以上より、AIと著作権の関係についての今後の対応として、社会一般に十分に理解されていないことや、法律が十分に対応してないことがあり、可能な限り速やかに利用と規制の両立を図る必要が有ると考えます。
(内閣府発行文書引用)