AIと著作権の関係等について(その1)
近年、生成AIが広く利用されつつありますが、著作権との関係でAIの利用が問題となる場合もあります。
そこで、第1回として、AIに対する著作権の「基本的な考え方」を以下に説明いたします。
基本的な考え方
・ 著作権法では、著作権者の権利・利益の保護と著作物の円滑な利用のバランスが重要
・ 著作権は、「思想又は感情を創作的に表現した」著作物を保護するものであり、単なるデータ(事実)やアイデア(作風・画風など)は含まれない
・ AIと著作権の関係については、「AI開発・学習段階」と「生成・利用段階」では、著作権法の適用条文が異なり、分けて考えることが必要
以上より、「AI開発・学習段階」と「生成・利用段階」に分けて次回以降に説明いたします。
(内閣府発行文書引用)